大阪・能勢妙見山「RETURN TO NATURE」OWLデモ
at FOREST株式会社(代表取締役 小池友紀様)が2023年6月30日にサービスを開始した循環葬(森林内への埋葬サービス)「RETURN TO NATURE」のエリアで、OWLによる3Dスキャンのデモを実施しました。
「循環葬」とは人やペットの永遠の眠りを森や自然との調和を大切にしながら家族の方へ寄り添った空間と時間を提供する日本初の新しい埋葬サービスです。関西圏では有名な大阪府・能勢町にある北極星信仰の聖地、能勢妙見山にあります。
今回色々とご縁がありお伺いをしてきました。
「RETURN TO NATURE」入口。山頂付近は平野部より5℃は低い気温で過ごしやすく、また大変気持ちの良い場所です。
説明を伺っているところ。中央にはシンボル的な存在となる多目的ベンチがあります。ここはかつて墓地があったようですが戦後放置をされていたとのこと。奥には無縁仏がありました。
こちらは3D点群データ。8点ほどスキャンさせてもらいその場で解析をしました。解析に要した時間は2分程度です。
このベンチをはじめ、開設に必要な資材は全てこの森この場所から調達をされているとのことで、自然との調和を強く意識されていることが伺えます。
同じアングルの3D点群。
勝手ながら点群をスライスをして樹冠を消した状態の全体像。見えている範囲で1000㎡程度はありそうです。
今後は斜面下側も林内の整備をしつつエリアの拡大を予定されています。
エリア内には樹高15mを超える桜の大樹もあります。春になると淡い美しい色に包まれた素敵な空間になるでしょう。
ブナ林の一部も計測させて戴きました。
妙見山は1万年以上前から続くブナの原生林もあります。原則としてこれまで人の手が入っていないとのことで大変驚きです。
今回は色々と気付かされるようなお話を伺うことができました。今後「RETURN TO NATURE」の事業や妙見山の森林管理にOWLに活躍の場がありましたら是非協力をさせて戴きたいと思います。
短い時間でしたがOWLデモのご依頼ありがとうございました。
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