GPS時間のリセットに伴うOWLへの影響について
20年に一度GPSから送られてくる位置情報の時間がリセットされるいわゆる「ロールオーバー」が2019年4月6日に行われました。
OWL計測装置に使用しているGPSモジュールはロールオーバーに対応(※)しており従来通り測位することができますが、GPSモジュール内部に保持している情報を再計算により更新す必要があるため、この日以降装置を使用する場合は最初の測位に時間がかかる場合があります。
このため、予め平地など周囲に高いものが無い場所で測位をさせておきますと、林内での測位が容易になります(林内では山林の状況により測位されにくく、測位まで60分以上かかる場合があります)。
(※)OWLで使用しているGPSモジュールは2038年のロールオーバーには対応しておりません。
■予め測位されておく方法
- 平地など周囲に高いものが無い場所でOWLの電源を入れる
- 装置の操作パネル面を南のほうへ向ける
- 15分~30分ほど放置する
- 測位マーク(液晶パネル下段左端に表示される「^」マーク)が表示されればOK
- 30分以上測位されない場合は、スキャンボタンを押下しレーザ照射部が90°回転したところでスキャン中止(スキャンボタンを再押下)を行いその状態でしばらく待つ
ご面倒をお掛け致しますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。